藤ノ木陽太郎2021年3月1日1 分斑唐津(まだらがらつ)斑唐津とは、藁灰釉(わらばいゆう)を掛けた唐津焼のこと 藁灰釉とは稲の藁(わら)を燃やした灰を主成分とした釉薬をいいます 釉薬とは、焼き物の表面に掛ける液状のもの 斑唐津という名称は 焼き上がりにより、素地が見え隠れする様子が斑だということからこの名称になっています。...
藤ノ木陽太郎2021年1月5日1 分新年・干支新年明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします 写真は今年の干支「唐津飴釉牛置きもの」 牛いろいろ 今年の年賀状 干支はその年の守り神 今年は皆様にとっていい年になりますように!
藤ノ木陽太郎2020年11月2日1 分三島唐津「三島唐津煎茶セット」 三島唐津とは‥ 赤土に線や印花(いんか)で装飾し、白化粧を施して透明釉をかけたものを言います。 轆轤(ろくろ)で作って ろくろの回転を利用して線を引く 一日くらい乾かして、半乾きで印花(いんか)を押す 白化粧を施す...
藤ノ木陽太郎2020年10月17日1 分天体シリーズ唐津飴釉茶碗「天体」 天体シリーズのご紹介 上が天体。下が地上。 茶碗・水差・壺・徳利・片口・ぐい呑など、主に一点ものに 月や土星などの惑星・流れ星を細工的に施して シリーズ化しています。 月や星のこの季節に打って付け。...
藤ノ木陽太郎2020年9月28日1 分朝鮮唐津朝鮮唐津とは藁灰釉(わらばいゆう)と飴釉(あめゆう)の2種類を掛けたものです。 「朝鮮唐津一重口水差」 上の白い釉薬が藁灰釉、下の黒い釉薬が飴釉 藁灰釉は稲の藁を燃やした灰を主成分とした釉薬です。 藁灰釉は高い温度でしか溶けません。 よって朝鮮唐津は火に強い土を使います。...
藤ノ木陽太郎2020年8月26日1 分土こね菊練り 作る前には必ず土こねをします。 保管しておく状態で粘土が不均一になるので(硬さなど)、全体を均一にする為です。 菊のように見えることから「菊練り」と呼びます。 菊練りで粘土の中に入った空気を抜き、全体を均一にして作りやすくします。 片面40〜50回こねます。...
藤ノ木陽太郎2020年8月11日1 分りゅうりゅう 雑種 8才 オス 辰年生まれなので“りゅう”と命名 りゅうはお客さん超好き お客さんが好きすぎて興奮して変な声を出すので、怒ってるんですか?と言う方がいらっしゃいますがそんなことはありません。りゅうは遊んでほしいのです。かまってあげてください。...
藤ノ木陽太郎2020年7月31日1 分粘土作り夏、一年分の粘土を作ります。 日差しが強いので乾燥させるのに適しているからです。 土囊袋(どのうふくろ)に入れておいた 精製していない原土(げんど)をシートに広げ 乾燥させます。 土そのもの。乾燥した状態で粘り気はありません。...
藤ノ木陽太郎2020年7月24日1 分絵唐津(えがらつ)絵唐津とは絵を描いた唐津焼のこと 伸びやかな線で描かれているのが特徴です。 「絵唐津火入」 線だけで構成されているものも、絵唐津と言います。 「絵唐津四方向付」 これは多くの人が思い浮かべる、ザ・唐津焼 「絵唐津蕎麦猪口」 絵はオリジナル、ちょうど今の季節の花(左...
藤ノ木陽太郎2020年7月13日1 分轆轤(ろくろ)ブログ第二弾は‥ ろくろの紹介です この上に土こねした粘土を乗せて回して作ります 作りの時は毎日使う、10年以上使ってる相棒。 蹴ろくろ(けろくろ) 足で蹴って回します 時計回り。 私は削りは100パーセントこれを使います 堅い木で擦り減りにくく出来ています 電動ろくろ...
藤ノ木陽太郎2020年7月7日1 分陽太郎ブログ開始!土平窯のホームページ オープンに伴い陽太郎ブログを始めます。 作品の写真や展示会などの近況報告、作陶するにあたって普段考えている事などなど。。 気まぐれの更新になりますが、たまに覗いてみてください。 まず一発目は... 「唐津飴釉バイオリン形花入」(実寸大)...