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  • 執筆者の写真藤ノ木陽太郎

斑唐津(まだらがらつ)


斑唐津とは、藁灰釉(わらばいゆう)を掛けた唐津焼のこと

藁灰釉とは稲の藁(わら)を燃やした灰を主成分とした釉薬をいいます


釉薬とは、焼き物の表面に掛ける液状のもの


斑唐津という名称は

焼き上がりにより、素地が見え隠れする様子が斑だということからこの名称になっています。


この斑唐津は最も火に強い唐津焼のうちの一つです

よって、窯の温度が一番高い所に置きます。難易度が高い釉薬です


年一回、農家の方から頂いた無農薬の餅わらを燃やし、藁灰釉の原料とします

乾燥させた藁

トタンの上で燃やす

なかなかの火力。熱い!



斑唐津が人気なのは何故か

それは白の中にも、いろんな色が入って表情が豊かだから


黄色、ピンク、青

それは、火と、薪の灰の作用によるもの

斑唐津水差「天体」


斑唐津窯変徳利




斑唐津窯変ふくろう置き物


唐津焼の通の方は、大抵、斑唐津か絵唐津を好む傾向にあります。


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