掻き落とし 1
- 藤ノ木陽太郎
- 2021年11月26日
- 読了時間: 1分

唐津掻落大壺「鳳凰

その裏
掻落(かきおとし)…胎土に白化粧を施して、それを掻き落としたもの
詳しく言うと
赤土で作ったものに生乾きの状態で白化粧を掛ける。(ここまでは粉引と同じ)
それをやや乾かしてそれを掻き落とす
これが掻き落としである
掻き落としは難易度・手間MAX
まず、白化粧の段階で割れる可能性が高い
生乾きの状態で掛けるので、白化粧を掛けると水が回って割れてしまう
なので乾き具合が極めて重要である
白化粧を掛ける時に、程よい水分量を胎土全体に均一に保つ必要がある

唐津掻落茶盌(秋明菊)

唐津掻落筒茶盌 椿

その別角度

その別角度

唐津掻落鉢

唐津掻落ロック
そして掻き落とすのが大変
先ず線で全体を書いてしまう
ここが一番大変な作業である
失敗はできないので、デザインを完全に決めてしまう必要がある

唐津掻落琵琶形片口[楽器シリーズ]

その中

Yorumlar