菊練り
作る前には必ず土こねをします。
保管しておく状態で粘土が不均一になるので(硬さなど)、全体を均一にする為です。
菊のように見えることから「菊練り」と呼びます。
菊練りで粘土の中に入った空気を抜き、全体を均一にして作りやすくします。
片面40〜50回こねます。
土こね終了
これで作る準備が整いました。
陶工の修業は土こね三年、轆轤(ろくろ)五年といいます。
上手に土こねできるようになるには3年かかるということです。
私も3年かかりました。
土こねは基礎中の基礎で、これがしっかり出来ていないと作りにくくて上手く作れません。
粘土の硬さは重要で、基本的に小さいものは柔らかく、大きいものは硬くなります。
ちょうどいい硬さにするのはかなりの難易度で修業を要します。
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