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執筆者の写真藤ノ木陽太郎

粘土作り

更新日:2020年8月3日

夏、一年分の粘土を作ります。

日差しが強いので乾燥させるのに適しているからです。

土囊袋(どのうふくろ)に入れておいた

精製していない原土(げんど)をシートに広げ

乾燥させます。

土そのもの。乾燥した状態で粘り気はありません。


乾いたら水槽に水を張って、その中に原土を入れます。

かき混ぜて、水簸(すいひ)します。

※水簸とは、余計な木屑や石、灰汁(あく)を取り除くこと。


水簸したら時間をおいて、水気を抜きます。

粘土は重いので沈殿します。

沈殿したら水が浮くので、上水を捨てます。



水簸(すいひ)した粘土を天日干しして乾燥させます。


乾燥させた粘土を土錬機(どれんき)に通します。



こんな感じで出てきます。


出てきた粘土を並べて、もう一度土練機に通します。


パック詰めして完成。

寝かせて(時間をおいて、可塑性が出るのを待って)使います。


粘土にはバクテリア菌がいて、一度使うとバクテリア菌が死んでしまいます。

特に熱や日差しに弱いので余計に時間を置く必要があります。

バクテリア菌を繁殖させるには冷暗所においておくのがベスト。

暗くて静かな粘土小屋に保存します。


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